ドメインとはネットの世界の住所
ドメインはインターネットの世界ではよく聞く用語ですが、その意味はインターネットでの住所のような意味合いがあります。厳密に言うと、コンピュータやネットワークを識別するための名前です。
インターネットは世界中を結んでいるため、その管理については一定のルールがあります。インターネットのホームページは、そのデータがどこの国のどこの会社のどこに存在しているかをネットワークに知らせる必要があります。そして、インターネットを使う人はその膨大なデータの中から、自分が知りたいと思う情報だけを引き出して見ているわけです。
インターネットを使っている人であれば、ホームページにアクセスする際に表示されるURLがそれに当たります。WWWはホスト名と呼ばれ、ほとんどの場合そのすぐ後ろにドットが来て、また英語の羅列が続き、末尾のほとんどはドットコムかドットジェイピーになるわけです。メールにもドメインが存在し、アットマークより後ろの部分がドメインとなります。メールアドレスの場合は、メールアドレスを発行、管理している事業者のドメインとなり、メールの発行者、また管理者となります。これは使用者とは異なり、プロバイダが管理してるのでこのようになります。
ホームページにおけるドメイン
先ほども挙げたように、インターネットのホームページにはURLがあります。要はそのホームページが保存されている場所です。WWWドットという形式で始まり、最後はドットジェイピー(.jp)かドットコム(.com)などで終わります。
インターネットのページの情報はサーバーという場所に保存されていますが、企業が所有しているサーバーもあれば、個人が所有しているサーバーもあります。サーバーとはインターネットの世界における大きな本棚のようなところで、さらに分かりやすく言うとインターネットの世界の個人や法人の図書館です。誰でもその本棚から必要な情報を探し出して見ることができます。中には許可された人しか見ることのできない情報も含まれますが、そのほとんどは誰でも見ることができます。
ドメインを管理することで、どこのサーバーのどのホームページを見てるかを知ることもできます。
今ではその膨大な情報の中から必要な情報だけを取り出してくれる便利な検索機能があります。それがヤフーであったり、グーグルであったりするわけです。今日では必要以上の膨大な情報があふれていますので、その中から有益と思われる情報だけを取り出して表示してくれています。
メールにもドメインが存在する
インターネットのホームページとは別に、メールアドレスについてもドメインが存在します。どちらかというとメールの方がドメインという概念を理解しやすいかもしれません。
メールのアットマークより後ろの部分がドメインになります。アットマークより前の部分が文字通り個人を識別する文字列となります。
ドメインはメールを管理しているサーバーを指しています。その多くはメールサービスを提供している会社、つまりプロバイダになります。携帯電話会社であればドコモやエーユー、ソフトバンク、ワイモバイルなどはアットマークより後ろの部分が携帯電話会社名となっており、どこの携帯電話を使っているか、一般の人でもわかります。エーユーの場合はイージーウェブというドメインになっていますので、少し特殊かもしれません。そのほかで言うとヤフーメールやグーグルが提供しているジーメールも有名です。そのほかにはインターネットのプロバイダを契約してる人の場合は専用にその会社の名前が付いたドメインのメールアドレスを使っていることがあるかもしれません。プロバイダ契約を解約するとメールアドレスが変わったり、無くなってしまうのはこのためです。